この章でわかること
GitとGitHubのちがい/ローカルとリモートの関係/
なぜGitHubがあると便利なのか。
1. ひとことで言うと
- Git=あなたのパソコンで動く「記録の道具」(第1章のタイムマシン)
- GitHub=そのリポジトリをネット上に置けるサービス(インターネットの本棚)
たとえ話
Git=手もとのカメラとアルバム。
GitHub=アルバムを置いておけるネット上の貸し棚。
家族や仲間とアルバムを共有したいときに、棚に置いておけば、みんながいつでも見にこられます。
2. 図でみる関係
手もと(ローカル)とネット(リモート)に、同じリポジトリの分身がいる。push/pullで往き来します。
ローカル と リモート
ローカル=あなたのパソコンの中。
リモート=ネット上のサーバー(このマニュアルでは GitHub)。
両方に同じリポジトリのコピーがあり、pushとpullで同期します(第7章でくわしく)。
3. GitHubがあると、何がうれしい?
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① パソコンが壊れても安心
ネット上にコピーがあるので、パソコンが壊れても 取り戻せます(自動バックアップになる)。
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② 別のパソコンからも作業できる
家のパソコンと会社のパソコン、両方から同じリポジトリを取り寄せて作業できます。
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③ 仲間と一緒に作業できる
ほかの人を招いて、同じリポジトリで共同編集できます。
「だれがいつ・どこを変えたか」も全部わかります。
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④ 世界中の作品を見られる
GitHubには公開リポジトリがたくさんあり、有名なソフトの中身もタダで見られます。
気に入ったら真似(フォーク)して、自分用に改造もできます(第11章)。
4. GitHub以外もあるの?
はい、あります。同じ仕組みのサービスはほかにも:
- GitLab(ギットラボ):自社内に設置できるタイプもある
- Bitbucket(ビットバケット):小さなチームでよく使われる
このマニュアルでは、いちばん利用者が多いGitHubを使います。
名前のまぎらわしさ
Git「ハブ」と書くこともあれば、Git「Hub」とつなげて書くことも。発音は「ギットハブ」。
Git本体(道具)= git、GitHub(場所)= github.com、と覚えましょう。
まとめ
Git=道具、GitHub=置き場。
手もと(ローカル)とネット(リモート)に、同じリポジトリの分身が置かれます。
つぎは、その2つを用意するため インストールに進みます。