☰ もくじ 第1章 Gitってなに?なぜ便利?
CHAPTER 1 🤔

Gitってなに?なぜ便利?

「ファイルA_最新.docx」「最新2.docx」「ほんとうの最新.docx」…
もう、そういうのから卒業しましょう。

この章でわかること Gitが解決する「バージョン管理」のなやみ/Gitをタイムマシンにたとえてイメージする/ 最初に覚える3つの言葉(リポジトリ・コミット・履歴)。

1. 「最新.docx」問題、ありませんか?

レポートや資料を直していると、いつのまにかこうなりがちです。

📁 報告書 📄 報告書.docx 📄 報告書_最新.docx 📄 報告書_最新_修正.docx 📄 報告書_最新_修正2_ほんとうに最新.docx 📄 報告書_最新_修正2_本当の本当に最新v3.docx 😵‍💫 どれがほんとう?
よくある「最新.docx」のなれの果て。どれが本物か、もう分かりません。

こうなる原因は「変更を記録する仕組みがない」から。 だから、ファイル名で「いつの・どれが・なにが違うか」を表そうとして、こんがらがってしまうのです。

たとえ話 料理のレシピを直すたびに、レシピのコピーを別の紙に取って、紙が机に積もっている状態。 どれが「いまの正解レシピ」か、自分でもわからなくなりますよね。

2. Gitは「タイムマシン」

Git(ギット)は、ファイルの変更を記録してくれる道具です。 ちょうどタイムマシンのように、好きな時点に戻ったり、その時点と今をくらべたりできます。

1 最初に書く 月曜 2 表を追加 火曜 3 誤字を直す 水曜 4 まとめ修正 木曜 いま 金曜 いつでも過去に戻れる
1つのファイルでも、Gitが「時間ごとの姿」を全部おぼえてくれます。

だから、ファイル名は 「報告書.docx」だけで大丈夫。 どんなに直しても、過去の姿はGitの中にちゃんと積み重なっています。

3. Gitでうれしいこと、3つ

4. 最初に覚える3つの言葉

リポジトリ(repository) Gitが管理する「おき場所」のこと。中に入っているファイルの変更を、Gitが全部おぼえてくれます。 日本語では「貯蔵庫」「保管庫」のような意味。略して「レポ」とも呼びます。
コミット(commit) 「ここで記録する」という行為と、その記録された1つの時点のこと。 タイムマシン図の「青い●」がコミットです。コミットには必ずひとこと説明(メッセージ)をつけます。
履歴(ヒストリー) コミットがならんだ記録の一覧。「いつ・誰が・何を変えたか」がわかります。第8章で見方を学びます。
まとめ Git=ファイル変更の記録ノートコミットで記録を打ち、履歴でふり返り、必要なら過去に戻る。 リポジトリ=記録ノートの入った箱(フォルダ)
やってみる前にひと呼吸 まだインストールはしません。「Gitは時間をおぼえてくれる道具」というイメージだけ持って、次の章へ。 次は「GitとGitHubって何がちがうの?」を見ていきます。
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第1章 / Git・GitHubはじめてマニュアル